【乙四】危険物の性質ざっくりまとめ
12/15に乙四の試験を受けるので、地味に日々勉強しています。
なので自分用にまとめておいて、もし落ちてもこれだけ勉強したんだよという自信をですね…(後ろ向き)
・危険物の種類
①第一類危険物(酸化性個体)
②第二類危険物(可燃性固体)
③第三類危険物(自然発火性及び禁水性物質)
☆第四類危険物(引火性液体)
④第五類危険物(自己反応性物質)
⑤第六類危険物(酸化性液体)
①第一類危険物
酸素を多量に含む物質(強酸化剤)で、
危険物自体は不燃性であるが、分解されると酸素が発生する為、
他の物質の燃焼を促進させる。
水で冷却するか、無機過酸物には粉末消火器や砂で窒息させ消火すること。
主な危険物
・塩素酸〜(塩素酸ナトリウム、塩素酸カリウムなど)
・過酸化〜(過酸化ナトリウムなど)
・亜塩素酸〜(亜塩素酸ナトリウムなど)
②第二類危険物
比較的低温で着火、または引火しやすい固体である。
水で冷却して消化する。金属粉は水と反応して爆発する危険性があるので、
砂で窒息させ消火すること。
主な危険物
・硫化りん
・赤りん
・硫黄
・鉄粉
・金属粉
・引火性固体
③第三類危険物
固体、または液体の自然発火性および禁水性物質である。
自然発火性物質は、空気中の酸素と反応して自然発火する。
禁水性物質は、水と接触して発熱したり、水素ガスを発生し、発火・爆発性をもつ。
主な危険物
・カリウム、ナトリウム(禁水性物質)
・アルキルアルミニウム、アルキルリチウム(自然発火性物質)
④第五類危険物
固体、または液体の燃えやすい自己反応性物質。
加熱などの分解などによる自己反応で発火、爆発する。
酸素含有物質で、他から酸素の供給を受けなくても自身の酸素で自己燃焼できる。
主な危険物
・有機過酸化物
・ニトロ化合物
⑤第六類危険物
燃焼性のない酸化性液体で、無機化合物である。
不燃性だが、多量の酸素を含有し、酸化力が高く有機物と混合すると発火、爆発する。
主な危険物
・過塩素酸
・硝酸
☆第四類危険物
・常温(約20℃)において、全て液体の可燃性物質である
・液面から発生する蒸気はすべて空気よりも重い
・燃焼範囲の下限値が小さく、燃焼しやすい
・乾性油(桐油、あまに油)は常温でも自然発火する
・水より軽く、水に溶けない物が多い
第四類は7つに分類されている。
(危険性によって分けられている?)
石油類は、引火点の違いにより4種類に区分される。
①特殊引火物
発火点:100℃以下
引火点:零下20℃以下
指定数量:50リットル
主な危険物:二硫化炭素、ジエチルエーテル
②第一石油類
引火点:21℃未満
指定数量
非水溶性:200リットル
水溶性:400リットル
主な危険物
水溶性:アセトン
③第二石油類
引火点:21℃以上70℃未満
指定数量
非水溶性:1000リットル
水溶性:2000リットル
主な危険物
水溶性:氷酢酸
④第三石油類
引火点:70℃以上200℃未満
指定数量
非水溶性:2000リットル
水溶性:4000リットル
主な危険物
非水溶性:重油
⑤第四石油類
引火点:200℃以上250℃未満
指定数量:6000リットル
主な危険物:潤滑油(タービン油、モーター油)、ギヤー油、シリンダー油
⑥アルコール類
引火点
メタノール:11℃
エタノール:13℃
指定数量:400リットル
⑦動植物油類
引火点:250℃未満
指定数量:10000リットル
主な危険物:やし油、あまに油など