【乙四】熱の移動
熱の移動について
熱(エネルギー)は必ず、高いところから低いところに移動する。
熱の移動方法は3種類あり、伝導、対流、放射である。
①伝導
物体は全く移動せずに、熱が高温部から低温部に移っていく伝わり方を伝導という。
例:鉄棒の一方の端を火の中に入れておくと、もう一方も触れないほど熱くなる
②対流
温度差によって生じる流動を対流という。
例:水を入れた容器を下から炎で熱すると、温度の高くなった水は膨張して軽くなるため水面に上昇し、温度の低い水はそれより重い為下降する。
③放射・輻射(ふくしゃ)
高音の物体が発生させる放射熱が、光や赤外線の形で空間を伝わってくることを放射、または輻射という。
例:木陰から太陽光線の当たるところに出たり、ストーブのそばに立つと周囲の温度よりも熱く感じる